- 長編アニメーション賞受賞!「君たちはどう生きるか」
- 視覚効果賞受賞!「ゴジラ-1.0」
- 脚本賞受賞!「落下の解剖学」
- 脚色賞受賞!「アメリカン・フィクション」
- 主演女優賞・美術賞等受賞!「哀れなるものたち」
- 主題歌賞受賞!「バービー」
さきほどすべての賞が発表された2024年アカデミー賞。速報詳細は↓こちらをご覧いただくとして…
当ブログでレビュー済みの作品も何作か受賞したのでまとめてみます。おめでとー!!
長編アニメーション賞受賞!「君たちはどう生きるか」
まさに「ジブリてんこ盛り」!宮崎駿のこれまでの総仕上げのような作品。ストーリーは幾重にも解釈できる難解さ。それでも観ているだけでわくわくするカラフルでファンタジックな世界観がそ難解さを超えていく!子供(心)には「面白い」、大人(心)には「分からない」、ある種踏み絵のような作品かも…。レビューは初日に観に行ってすぐ書いたものなので、ストーリーにはあまり触れていません。
視覚効果賞受賞!「ゴジラ-1.0」
この分野で日本映画が評価される日が来るとは!!ともかくゴジラは素晴らしいです。まだ公開してるのかな?映画館で観ることをお勧めします!ワタシとしては東宝の株がご祝儀上げすることを願うばかりです!
脚本賞受賞!「落下の解剖学」
良い映画には違いないのですが、実を言うと「そんなにいいか?」と思っています。なんというか映像的に。ただ脚本賞には納得。事故か?自殺か?他殺か?観客を沼に引き摺り込みながらも単なる「謎解きミステリー」になっていない脚本は素晴らしいです。(あと主演の女優さんも良かった!)
脚色賞受賞!「アメリカン・フィクション」
アマプラ独占配信の作品。黒人小説家が周囲から「みんながイメージする黒人っぽい黒人小説を書かないと売れないよ!」と言われ、そのイメージに寄せていく。カタブツが急に「ゲットー育ちのオレ、悪いヤツはみんな友達」とか言い出すのが面白いコメディ。原作はどんなんだろ?ごめん、勉強不足でちょっと良く分からないや。声出して笑えます!面白いです!
主演女優賞・美術賞等受賞!「哀れなるものたち」
エマ・ストーンが主演女優賞、美術賞、メイクアップ賞、衣装デザイン賞受賞!この映画の良いところ全部獲った!妥当すぎるくらい妥当!美術&衣装を観るだけでも価値がありますよ!
主題歌賞受賞!「バービー」
抜けてたので追記。ビリー・アイリッシュの「What Was I Made For?」が受賞しました。「自分は生き生きしていると思っていたのに 実は私はリアルじゃなかった/誰かがお金を払ったからいるだけ/私は一体誰なの?」時代のアイコンになってしまったビリー・アイリッシュ本人ともかぶります。この歌詞の意味ちゃんとわかってたらもっと映画も理解できたかも!それにしてもアメリカの音楽界は彼女に何もかも背負わせすぎじゃないか?って心配になります。
そして主演男優賞・監督賞・作品賞は「オッペンハイマー」。日本での公開は3月29日〜。待ち遠しいですな〜。