基本情報
公開年:2024年
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:エリック・ロス ジョン・スペイツ ドゥニ・ヴィルヌーヴ
キャスト:ティモシー・シャラメ(ポール・アトレイデス)レベッカ・ファーガソン(レディ・ジェシカ・アトレイデス/ポールの母)ゼンデイヤ(チャニ/フレメンの娘)ハビエル・バルデム(スティルガー/フレメンの部族長)
上映時間:166分
あらすじ
<以下公式サイトより引用>
砂の惑星デューンをめぐるアトレイデス家とハルコンネン家の壮絶な宇宙戦争が没発!ハルコンネン家の策略により、アトレイデス家は全滅。しかし最愛の父と全てを失うも、後継者ポールは生きていた。
ポールは愛する砂漠の民チャニと心を通わせ、その絆は彼を救世主としての運命に導いていく。一方でハルコンネン家は宇宙を統べる皇帝と連携しその力を増していく。そして遂に復讐の時。未来の希望を取り戻すため、ポールたちの全宇宙を巻き込む最終決戦が始まる。
ひゃっは〜!!観てきましたよ「デューン 砂の惑星PART2」!むちゃくちゃ面白かったです!血湧き胸踊るこれぞSFエンタテイメント!しかも映像も芸術的に美しい!まさしく映画という感じです。
1はノーパソの小さな画面で観て、それでもあれだけ面白かったので、まあ普通の映画館でも十分か…と思っていつものイオンシネマに行ってしまったのが一生の不覚。これから行かれる方はぜひIMAXでどうぞ。身体に響く低音がきっと素晴らしいと思います!では以下、取り急ぎの感想をざざっと。
感想
前日にPART1を見直したせいか、凄まじい世界観に目が慣れてストーリーをちゃんと追うことができました。素晴らしい美術と撮影技術で作られる架空の世界はあまりに美しく、うわあ…と見惚れている間に話が進んでいく…というのがPART1でしたんで。そのPART1のレビューで2はスターウォーズにおける「ジェダイの復讐」になるのでは?と書きました。
1で父上を殺されたポールが主人公なんでそりゃ復讐はするんですけど、「ジェダイの復讐」とは違う部分に重きが置かれています。それは「主人公ポールが教祖になるまでの道のり」。教団とは「教祖」ともう一つ「それを崇める人々」がいて初めて成り立つもの。宗教的に結束した集団はとても強い。数の多い敵に対抗するには「信仰心」が不可欠です。ではポールを「崇めたてまつるべき対象」にするには何をすべきか‥?このあたり原始宗教の誕生をなぞっているようでとても面白かったです。
そして何と言っても今回もう楽しくて仕方なかったのが砂煙をあげて彼方からやってくるキモ可愛いアイツことサンドワーム(フレメン語でシャイー=フルード)が大量に出てくるんですよ!皆さん大好きですよね?!アイツ!!
これは1の最後に出てきたのでバラしていいと思いますがフレメンの人々はサンドワームに乗ることができるんですよ。え?何言ってるか分からない?いやね、乗れるんですよ、全長400mにもなり爆速(「時速ン㎞にもなる」というセリフがありましたが忘れた!)で砂を這うアイツに!一体どうやって乗るのか…?!ぜひ映画館で体感して下さい!
んでビジュアルイメージにあったこの↓シーン。3頭!(匹?)同時に?!一体どういう状況…?!と思っていましたが、実際にストーリーの中でこれを観た時はテンション爆上げのあまり泣きそうになりましたわい。
とはいえサンドワームの生態はまだまだ謎だらけなんですよね。原作には詳しく書かれているのか不明ですが、サンドワームの知られざる生態を明かしてもらうためにもPART3、4と続けて欲しいものです…
さて、観賞後にパンフレットを求めたら1のパンフも一緒に出してくれたのでPART1と2のパンフをゲットしました。隅々まで読み込んで理解を深めてから情報盛り込みつつ感想書こうと思ったら、パンフの情報量が大変多く数日かかりそうなので、今回は取り急ぎの感想としました。パンフから得た情報・感想など追記しますので興味のある方は3日後くらいにまた読みにきて下さいませ〜。
(2024/3/20 ようやく追記書きました〜。下になります。ぜひ合わせてどうぞ。)
それから1のレビューで「同じものを別の呼び方をしているのでわかりにくい」と書きましたが、これは言語の違いです。んで2ではさらに「別の呼び方」が増えてますんで、吹替版のほうが分かりやすいかと。(ワタシは吹替版で観ました〜)考えてみたらこれまで「デューン」という名前が呼ばれることはなかったのですが、今作のかなりブチ上がる場面で「デューン」の名が出てきますよ!
(追記)2024/4/28現在、アマゾンプライムに入りました!
SF を小説で読むの苦手なんですが、サンドワームに夢中なあまり手を出すべきか迷っています…。今、世の中に多くあふれるSFイメージの原点、フランク・ハーバートの「デューン砂の惑星」は上中下の3部作。