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年末年始におすすめ大作映画3選【映画周辺の雑記】

皆様、年末年始いかがお過ごしでしょうか?天邪鬼なワタシは子供の頃からどうにもこの時期が嫌いでして…。ハレの日だから特別なことをしなくてはならない、とか、家族団欒っていいものですよ!みたいな空気も苦手。ケの日だって十分充実してるし、一人で楽しく過ごせているんだからほっといてくれよ!などと思ってしまいます。

とはいえ、長めの休みを取れるので普段はあまり触手が伸びない上映時間の長い大作を観るにはうってつけ。

というわけで、当ブログの「上映時間別」カテゴライズの「150分以上の作品」の中から特におすすめを3作紹介します〜!

アラビアのロレンス

10代の時にはじめて観た時は正直よう分からん!と思いましたよ。政治の話だしさあ、中東の歴史とか馴染みがないしさあ。しかし何度も観て、背景が分かってくると実に面白い!実在の人物トーマス・エドワード・ロレンスもまた興味深い人物です。

今でも「午前10時の映画祭」で度々上映される人気作品です。

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デューン 砂の惑星

1965年に発表された小説「デューン」はSFの古典。「スターウォーズ」はかなりここからパクっています。何度も映像化が試みられては挫折。1984年のデビッド・リンチ版はようやく完成した作品ですが、監督本人も認めるほどの不出来だとか…。

この難しい素材に取り組んだのが「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーブ監督。いや〜、素晴らしい!どの場面を切り取っても一枚の絵として完璧な画作りです。

1、2続けてどうぞ〜。

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コンタクト

あれ、この映画150分もあったんだ…。って時間を忘れるほど面白くエキサイティングなSFです。世間的にはあまり評価されていないようですが、ワタシはすごく好きです。お話は科学VS宗教という普遍的なもの。エリーの頑ななキャラクターも好きだし、盲人役を演じたウィリアム・フォクナーという役者がイケおじでして、すっかりファンになってしまいました。一時期デスクトップを彼の写真にしてましよ、うへへ。

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そんなわけで今年も一年、熱意だけの拙い映画紹介を読んでくれてありがとうございました!皆さん、よいお年を!