【エイリアン ロムルス】感想(ネタバレなし)/心拍数爆上げだけど忖度の匂いも?!

基本情報

公開年:2024年

監督:フェデ・アルバレス

脚本:フェデ・アルバレス ロド・サヤゲス

キャスト:ケイリー・スピーニー(レイン)デヴィッド・ジョンソン(アンディ)アーチー・ルノー(タイラー)イザベラ・メルセード(ケイ)スパイク・ファーン(ビヨン)

アイリーン・ウー(ナヴァロ)

上映時間:119分

あらすじ

<以下、公式サイトより引用>

人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”。

だが、そこで彼らを待っていたのは、恐怖と言う名の絶望──寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する “エイリアン”だった。

しかも、その血液はすべての物質を溶かすほどの酸性のため、攻撃は不可能。

宇宙最強にして最恐の生命体から、彼らは逃げ切れるのか?

不穏度

30(100を満点として)

夫が「メイズランナー系映画」と言ってたのがちょっと面白かった

感想

面白かった〜!ずっとドキドキしっぱなしでしたよ!ちょっと微妙な点もありますが(後述)。ジェットコースター系の怖さで不穏度は低いです。

今週末は「ナミビアの砂漠」を観ようと思っていたんですが、「エイリアンの新作が観たいんじゃ!!」と言う夫に押し切られ、夫とその友人と一緒に観てきました。

ちなみにワタシのエイリアン鑑賞歴は1〜4、それからプロメテウス。1〜4はみな面白いと思いましたが、プロメテウスだけは何も記憶に残っていません。コヴェナントのみ未見。名作中の名作、1は不穏映画ブロガーとしてはいつか書かなくてはと思いつつ、怖すぎてもう一度観るのが嫌でまだ書けてません。

んで、今回のロムルスは時系列としては1と2の間だそうですが、両方とも観てなくて全然OKです。まあ、1は観ると冒頭のつながりが理解できると思いますが、まじで怖いので気をつけてください。

そして今作、リドリー・スコットは制作にクレジットされています。

全スタッフが巨匠リドリー先生に褒められたくて仕方ないんだろうな〜という空気が全編に漂っており、それが微笑ましいっつうか、いやそれ忖度ですよね?って微妙な気持になるっつうか。

6人の若者(1人はアンドロイド)が住むのは、太陽の当たらない劣悪な環境の中、過酷な炭鉱労働に従事させられるジャクソン星。この地のビジュアルを見た時、イメージするのは同じリドリー・スコット監督の「ブレードランナー」でレプリカントが労働させられていたという星です。映像には出てきませんが、たぶんこんな感じ。リドリーとリドリーファンへの忖度ポイントです。

6人は過酷な星を抜け出し、太陽の見える惑星を夢見て脱出、しかし当然エイリアンに阻まれます。VSエイリアンのシーン、色々あって面白いんですが「なんか見たことあるな」ってのが多いのも事実。あと、心拍数爆上げ選手権でもやってんのか?ってなくらい、ドキドキハラハラシークエンスを詰め込んでくる。特に最後のほう。ドキドキハラハラのために物語を進めてるんで、登場人物の行動原理が謎だったりします。

が、そんなことはどうでもいい。我々は物語を観てるんじゃない!エイリアンを観てるんじゃ!

取り急ぎの感想文でした。また追記するかもです!

公式サイト貼っておきます。ちなみにwiki「エイリアン:ロムルス」には最後までのあらすじ載っています。

www.20thcenturystudios.jp