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不穏映画が大好物のアラフィフ女 感想と考察が入り混じる映画レビュー。不穏度を数値化しています

【ウェポンズ(WEAPONS)】評価と感想(ネタバレなし)/門外漢にも楽しい謎解きホラーだけど…?!

不穏度

80(100を満点として)

ナンバ走りとはちゃうねんな?

100点をつけた殿堂入り不穏映画はこちら

基本情報

公開年:2025年

監督&脚本:ザック・クレッガー

キャスト:ジョシュ・ブローリン、ジュリア・ガーナー、オールデン・エアエンライク、オースティン・エイブラムズ、ケイリー・クリストファー、ベネディクト・ウォン、エイミー・マディガン

上映時間:128分

あらすじ

<以下、公式サイトより引用>

これは、ある町で起きた、多くの人が命を落とした本当の話。水曜日の深夜2時17分。子どもたち17人が、ベッドから起き、階段を下りて、自らドアを開けたあと、暗闇の中へ走り出し姿を消した。消息を絶ったのは、ある学校の教室の生徒たちだけ。なぜ、彼らは同じ時刻に、忽然と消えたのか?いまどこにいるのか?疑いをかけられた担任教師のジャスティン・ギャンディは、残された手がかりをもとに、集団失踪事件の真相に迫ろうとするが、この日を境に不可解な事件が多発、やがて町全体が狂い出していく…この話のヒミツ知りたいでしょう?

評価&感想

んーと、ものすごく面白かったとは言えないけどつまんなくもない。世の中には「感想を書きにくい映画」というものがありますが、まさにそんな一本でした。そんなわけで「評価と感想」とは書きましたが、以下、ただ「観たよ〜」っていう報告みたいなものです。

ワーナーのサイトによればこの作品、

▼『IT/イット』『死霊館』など、数々の傑作ホラーを贈り出してきたスタジオの制作

▼3度に渡って全米週末興行ランキングNo.1を記録

▼世界興行収入389億円を突破

▼辛口レビューサイト「Rotten Tomatoes」で批評家スコア94%の高評価を獲得

▼アカデミー賞レース予想サイトで作品賞・監督賞・脚本賞のノミネート作として名が挙がる

だそうで、その前評判に惹かれて初日に足を運んだんですよ。

でもよくよく考えてみると『IT/イット』も『死霊館』も観てないんですよねー。このあたりのアメリカ製ホラーの予備知識はまるでなし。

SNSなんかで絶賛コメントを書いている人は皆、「このへんのホラー」ファン。詳しい人には考察のしがいもあるのでしょう。門外漢としては場違いな場所に紛れ込んでしまった気分です。

かといって「このへんのホラー」を知らなくてもつまらなくはない。

流れはポール・トーマス・アンダーソンの名作「マグノリア」をベースにしているのだそう。冒頭に「とある町で同じクラスの子どもたち17人が消えた」という大事件が起き、担任の先生、消えた子どもの父親、校長先生、警官など様々な人の目線でその後が章立てて描かれる。それぞれの出来事が微妙に重なりあい、やがて謎の根源が浮かび上がる…、みたいな感じ。

この構成が非常に緊張感あって面白く、ワクワクするわけです。

が、「根源」が見えてしまうと「あ〜、そっちかあ」と思っちゃう。アメリカのスリラー・ホラーってそっちだよねえ、と。観客全体の雰囲気もこのあたりからダレた感じがしました。

ただ、根源が出てきたと言っても、謎が解決するわけじゃないんです。

なんで2時17分?とか、あの走り方の理由は?ヤツは一体何者なのか?などなど、未だに解けない謎だらけだし。この謎を解きたいと思うかどうかが、同作を100%楽しめるかどうかの分かれ道。

考察されるのを求めてないだろ、って作品もありますが、この映画は明らかに考察されたがっている。んで、脚本が良いから、いや考えるの面倒だし謎を解こうとまでは思わないよ…という人でも60%くらいは楽しめる。

すごくバランスの良い映画で、そのバランスの良さがなんだかお行儀良過ぎるな〜という印象。ホラーなんだからさ、もっと枠外にはみ出してもいいじゃん?

それと、入場者特典がワーナーブラザーズのロゴステッカーでした。

なんで?と思ったら、ワーナー ブラザーズ ジャパンが担当する洋画配給事業は2025年末で終了、2026年から東宝グループの東宝東和が引き継ぐそうで、ワーナー配給の作品はこの「ウェポンズ」が最後なのだとか。へえ〜。

そんなわけで「ウェポンズ」、自分はさほどハマれずぬるい感想しか書けませんでしたが、界隈では絶賛されています!これから観られる方は事前情報なるべく入れずにどうぞ!あと、ゴア表現、ジャンプスケアあるのでご注意!映倫区分はR18+です。

公式サイト貼っておきますね〜。

www.warnerbros.co.jp