映画ごときで人生は変わらない

映画大好き中年主婦KYOROKOの感想と考察が入り混じるレビュー。うっすらネタバレあり。週1〜2回更新中!

【グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち】リアルな友情にも胸アツ!


グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち [Blu-ray]

基本情報

公開年:1998年

監督:ガス・ヴァン・サント(他監督作品:マイ・プライベート・アイダホ ミルク 小説家を見つけたら)

脚本:マット・デイモン ベン・アフレック

キャスト:マット・デイモン(ウィル・ハンティング ) ロビン・ウィリアムズ(ショーン・マグワイア )ベン・アフレック(チャッキー・サリヴァン )ステラン・スカルスガルド(ジェラルド・ランボー)ミニー・ドライヴァー(スカイラー)

上映時間:127分

あらすじ

労働者階級出身で天才的な頭脳を持ちながらも鑑別所から出たり入ったりの人生を送る青年ウィル。近所の大学で清掃員として働いていたが、フィールズ賞受賞者の数学科教授のジェラルド・ランボーが黒板に書いておいた難問を解いてしまう。ウィルの才能に気づいたランボーは学生時代の同級生で心に傷を追った精神分析医ショーンにカウンセリングを任せるが…。

マット・デイモンとベン・アフレック

コンビ再び!

映画館で予告編を見ました、今週の金曜日(4/7)から公開の「AIR/エア」。ナイキの伝説的バスケットシューズ「エア・ジョーダン」の誕生秘話を描いたものだそうで、主演&制作がマット・デイモン、監督&制作がベン・アフレック(出演もしています)とのこと。(4/16追記:観てきましたよ〜良かったです!感想はこちら!)

kyoroko.com

マット・デイモンとベン・アフレックの2人、幼馴染で「将来は俳優になろうぜ」誓い合った仲。この2人が一緒に脚本を書き出演してアカデミー脚本賞を受賞し、無名の役者から一気にその名を知られるようになったのが「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」です。この作品の中で2人は「友人同士」という設定です。そして俳優として成功したマットとベンはその後もずっと仲良しで50歳を過ぎた今まだ一緒に仕事してるんですよ。なにこれ少年漫画かな?って感じですわ。

「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(しっかし邦題良くないよね〜。タイトルの意味は…すんません面倒くさいので気になる人はググってくだされ)はガス・ヴァン・サントだし泣けるしとてもいい作品なんで観ていただくとして、マット・デイモンとベン・アフレックの話を少し。

※それと「マット&ベンコンビ再び」と書きましたが、2021年リドリー・スコットの「最後の決闘裁判」でも一緒にやっているので正確には「三たび」です。

タイプが違い過ぎても親友

同い年かと思ったら2歳マットのほうが上なんですね。

1970年生まれのマット・デイモンはハーバード大を中退、ちょい役で映画に出演していましたが一念発起して「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」の脚本を執筆。草稿を親友のベンに見せると「ええやんええやん」となり以降2人でこのホンに手を入れはじめます。

一方の1972年生まれのベン・アフレックは子役とキャリアをスタートさせています。ちょこちょこテレビや映画に出ていましたがパッとせず。そして92年親友のマットに脚本を見せられ、一緒に映画を作ろう!ってなったわけ。

「アルマゲドン」のイメージのせいか、はたまたイケメンすぎるせいか、肉体派チャラ男系に見えますがベンもクレバーな人で2012年に監督した「アルゴ」ではアカデミー作品賞を受賞しています。

この2人が未だに親友ってのがなんか面白い。だってですよ?ゲスい話で恐縮ですがパートナー(妻)のタイプがぜんぜん違うんですもの。

マット・デイモンの奥様はアルゼンチン人のバーテンダーで一般人、しかも当時シングルマザーだったというので有名でして。撮影中にたまたま訪れた飲み屋で知り合ったのだとか。スターと一般人のカップルはもちろんハリウッドにも多いですが、それでも珍しい取り合わせ(まあ、女性側からみたら玉の輿ですな)。なので、Google検索すると「マット・デイモン 妻 正体」ってサジェストキーワードが出てくるのに笑いました。妻、怪しいと思っている人が多いんでしょうが「正体」ってアンタ。河童か何かかとお思いで?

一方のベンのパートナーはあのキラッキラのザ!ハリウッド!なジェニファー・ロペスですよ?!

…いやまあだから何だって話なんすけど。

少しだけ「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」の話を…

って「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」の話を一切しませんでしたが、いい作品です。年齢や時代を問わず誰が観ても感動できると思います。ウィルと共にスラムで育った悪友チャッキーはウィルの頭の良さに気づいています。友達を失いたくないウィルは目の前にチャンスがあってもチャッキーと一緒にスクラップ工場での仕事を続けようとするのですが、チャッキーは「お前は行け。絶対戻ってくんなよ」とウィルを送り出すのです。そしてチャッキーが治してくれた車で生まれて初めて街を出るウィル。ウィルを演じるのはマット・デイモン。そしてチャッキーはベン・アフレックです。ね、泣けるでしょ。

人生変わった度

★★★★★

人生に必要なのは才能よりも友情と愛

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すまんが観てない…。マット&ベンは脚本と出演。